事業・サービス 音楽療法とは

音楽療法とは

―その人がその人らしく過ごせるようにー
乳幼児から高齢者まで幅広い方々に対して一緒に音楽を聴いたり、唄ったり、楽器を鳴らしたりする中で、心や身体を刺激し、健康を促進したり、生活をより豊かにしていくお手伝いをするのが音楽療法の役目です。府中市では予防領域とケア領域にわけて実施していますが「その方々がよりよい生活ができる援助」といった点に焦点をあてて事業を展開しています。

音楽療法で使用する楽器紹介(※音が出ますのでご注意下さい)

ツリーチャイム

トーンチャイム

オートハープ

クワイヤーホーン

ハンドドラム

カバサ

ミュージックパッド

シルバーコーラス

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とき
毎月第2第4月曜日9:15~10:15 / 10:30~11:30
ところ
府中市保健福祉総合センター リ・フレ2階
対象者
60歳以上の方
内容
健康維持・予防を目的に、仲間と共に歌う体験を通じ、楽しい時間をすごしていただけるような教室を行っています。

ピアノ教室

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とき
講師と受講生で要相談
ところ
府中市保健福祉総合センター リ・フレ2階
対象者
60歳以上の方/家に閉じこもりがちな方/障がいをおもちの方
内容
生きがい活動・余暇活動の充実を目的に、個々のペースを大切にしながら行っています。

S・M・T(スマイル・ミュージック・セラピー)

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とき
毎月第3土曜日
ところ
府中市保健福祉総合センター リ・フレ2階
対象者
発達に遅れのあるお子さん(小学生まで)
内容
子どもの個別発達支援(認知・言語・運動・行動コントロール・情緒・社会面などへの発達)を目指し、保護者と情報交換をしながら行っています。

いきいきサロン、高齢者、障がい者施設への音楽療法士派遣

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ふれあい・いきいきサロン

毎月1回依頼のあった、ふれあい・いきいきサロンへ音楽療法士やスタッフが訪問

ふれあい・いきいきサロンは外出の機会の少ない高齢者・障がい者で、通所施設などのサービスを利用するまでもないが、介護予防的なサービスが必要な方を対象に実施。下記を念頭に音楽療法を行っています。
介護予防として、現在の心身機能を維持して介護が必要となる事を予防する。そのためには、音や音楽を使用して、身体・心理・認知機能・生活機能面に働きかけ、機能の低下を予防します。

高齢者領域

毎月1回音楽療法士が施設へ訪問

認知症、脳血管障がいとそのさまざまな後遺症、加齢に伴う身体機能の減退、適応機能の低下などがみられる施設入居者に対して、「QOLの向上」を大きな目標におき対象者のバックグラウンドや生活状況、心身の状況などを、施設介護者の協力を得て対象者個々のニーズに合わせて実施目標を設定し、それによって小集団・大集団などのセッション形態を設けて行っています。

成人領域(知的障がい・精神障がい)

毎月1回音楽療法士が施設へ訪問

知的障がい、身体障がい、精神障がいなど様々な症状を抱える方々に対して音楽療法を実施。対象者の症状や年齢ライフスタイルや、抱えている課題などを考慮しながらコミュニケーション・認知面・身体面・心理面・感情面などに訴えかけながら音楽療法を行っています。

子ども領域

毎月1回音楽療法士が施設へ訪問

発達に遅れのある子どもたちを対象に個別発達支援(認知・言語・運動・行動コントロール・情緒・社会面などへの発達)を目指し、日々の生活の様子や発達段階などの情報を園施設職員と共有し、個別の発達段階に対応した働きかけをしながら小集団での音楽療法を行っています。児童施設へ出向き音楽療法を行っています。

せせらぎコンサート

『住みなれた地域で心豊かに生き生きとした生活を送る』基盤作りの一環とし、せせらぎコンサートを開催しています。出演は、音楽療法に参加されている団体の方々で、「健常者・障がい者・および世代の枠を超えた交流を図る」「非日常な体験を味わう」「社会参加を促す」事を目的とし、年に1回、府中市文化センター大ホールで実施しています。

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